住宅設備機器のひとつとして普及が期待されるのが「家庭用蓄電池」です。
家庭用の蓄電池には大きく3つのメリット(役割)があります。ひとつが、
家庭用の太陽光発電を中心とした自然エネルギー発電の促進を促すこと。
太陽光発電などのデメリットは気候などの要因による”発電の不安定さ”
にあります。その不安定さを解決することに繋がるのが「蓄電池」を
利用して自然エネルギー発電によって生み出された電力を蓄電すること。
蓄電された電力を活用することで安定的な電力利用がはかれるのです。
二つ目が、防災・非常時の電力創出機能です。自然災害や事故・人的トラブル
によって、簡単に電力供給がストップしてしまうことがあらためて大きな
課題として表面化してきました。この問題に対しても、各家庭で蓄電池
を有していることが大きな対策となることが期待されるのです。
そして三つ目が、本当の意味で省エネルギーの実現、えねるぎー消費を
効率的なものとして余分なエネルギーを生み出さない・・そんなエネルギー
利用全般に寄与していくことができる要素のひとつとして蓄電池が位置づけ
られるのです。
現在蓄電池メーカー(生産企業)としてはパナソニックや東芝が中心となって
いますが、急激な需要増加に伴って、様々な企業が一気に参加してくること
が推測されています。そういう意味では、価格、仕様、機能など選択の幅が
広がっていくのは期待したい要素ではないでしょうか。
ここではそんな「家庭用蓄電池」に関する情報をご紹介いたします。