◇風水「玄関」◇玄関の「方位」に関する要素。・・・そんな風水要素を特集でご紹介。

風水玄関「方位」

「風水」はそもそも「風水方位学」と呼ばれる存在であり、「自然のエネルギー」及び「方位」の要素を 対象とした知恵のひとつです。住宅を対象とした場合に、「宅心」と「玄関」は最も大切な空間となっていま すので、当然「玄関の方位」は重視しておきたい要素となります。ここではそんな「玄関と方位」の関係について のポイントを記しています。

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「方位別」の玄関の特徴

「玄関」は最も自然エネルギー及び負のエネルギー（邪気）などが流入しやすい場となっているため玄関が 配置されている「方位」との関係はしっかりと理解しておきたいものです。一般的には「玄関」に適した方位 （吉方位）と適していない方位（凶方位）が存在しているといわれています。まずは吉凶方位について下記に 記してみます。

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【吉方位】・東南（大吉）　・東（吉）　・南（吉）　・西北（吉）

【凶方位】・北（大凶）　・北東（大凶）・南西正中線上（大凶）　・南正中線上（大凶）

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しかし、現代のマンションなどの住戸の場合ほとんどが「北・北東」に玄関が位置していることが多いので これらは全て風水的に「凶相」なのか・・ということになりますが、私は単純にそういうことにはならないもの と考えています。「方位」そのものに「吉凶」があるというのではなく、「方位」に適した空間・エネルギー 環境としているかどうかで吉凶を判断することが大切なのだと思っています。特に「北東（鬼門）」などに 関しては大きな誤解もあるようです。（次項目で説明）

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ここでは簡単に参考とできるように「方位」に関連した要素を「季節や時間帯のイメージ」として記しておき ますので、その方位の「イメージ」に沿った玄関空間としておくことが自然エネルギーのバランスが取れている ”場”となっていると考え、空間構成してみていただければと思います。

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【北東】・初春　・夜明け　・神聖な場

【北】　・真冬　・真夜中　・静かなる場　

【西北】・晩秋　・日没後　・感謝の場

【西】　・秋　・夕方　・集いの場　

【南西】・残暑の季節　・午後　・休息の場　

【南】　・真夏　・正午　・躍動の場

【東南】・初夏　・午前　・充実の場　

【東】　・春　・早朝　・友好の場　

誤解が多い「鬼門」の要素

【北東】の方位のことを風水では「鬼門」と呼んでいます。その時に”鬼”という字が使われているがゆえに なのでしょうか・・一般的に「鬼門」は「不吉な方位」「凶相の方位」と認識されているようです。しかし風水 を自然エネルギーの観点から考えていくと、その本質とは少々かけ離れていて「誤解」が多く存在しているのが 「北東方位（鬼門）」となっています。

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そもそも「北東」とは太陽が昇る方角ということから、「創造する力」「新しく生み出す力」といった太陽の エネルギーがもたらされる方位として位置づけられているのです。また「神学的」な立場からは「神々が来訪する 方位」となっています。すなわち、「不吉な方位」などといった意味ではなく、まったく逆で「大切な方位」 という意味であり、「新しいものを生み出す力」ということから本来「生門」と書いていたという説もあるほど なのです。

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ゆえに「北東」という方位は、「敬う方位」となるのです。また「太陽が生まれ出る神聖な方位」ということ からそのエネルギーはまだまだか弱き存在となっています。ですから、「北東」という方位は”清潔”にそして”気を 乱すことの無い場”としておくことが大切で・・・・「取り扱い注意」という意味合いがあることから「鬼門」 という呼び名で注意喚起されてきたものと考えています。