・まず神棚と仏壇に関して原則として守っておきたい要素は2つあります。
1つは、「神棚は、頭の位置よりも高い位置に配置する」ということ。これは、神棚に祈りを捧げるときには、「立位姿勢」で手を合わせるのが普通となりますので、その姿勢において、自分よりも上の位置に祭っておくことが大切となるのです。
2つ目は「神棚」と「仏壇」を上下に配置しない・・ということ。わりとこのような配置としているお宅も見かけますが、なるべくなら、このような配置にはしないことをおすすめします。多少なりとも、左右にずらして配置しておきましょう。
「神棚」と「仏壇」のどちらに対して、手を合わせているのかが、上下にならんでいるとわかならくなってしまうことが、問題となりますので・・手を合わせる姿勢としても、「神棚」に対しては立位で、「仏壇」に対しては、座位で行うといいかと思います。
また、神棚・仏壇ともども設置方向としては、下記の方位のいずれかに向けて「扉」が向くような配置が吉とされています。
東、東南、西、北西、北
部屋の構成を考えると、例えば「西方向の部屋」に神棚などを設置する場合には、「東向き」に設置する・・逆に「東方向の部屋」に設置する時は、「西向き」に設置するというように覚えておくといいと思います。
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