・「方位」を考えるにあたって、まずは基本となる要素をおさえておきたいと思います。
■「家の中心」を基準として方位を判断する。
・「方位」を考えるにあたって基準となるのは、「家の中心(重心)」です。インテリアのレイアウトなどを考える上で、補助的に「部屋ごと」で方位を判断することも含みますが、マンションであれば「住戸の中心(重心)」一戸建てであれば「階ごとの中心(重心)」を基準として、「方位」を判断しましょう。
・ここでは「本格的な風水」を取り入れようという思想ではなく、≪方位学≫から経験的に有用となる要素を活用していこうという考えですので、「家の中心(重心)」に関してはあまりシビアに考える必要はないと思っています。(宗派などによっても、考え方はまちまちですし・・)
ただ、家の形状が複雑な場合に「家の重心位置」を算出するには、「家の平面図」が必要になります。図式上で求めるのは少々困難という場合には、「厚紙」などを平面図の形状で切り取った上、糸やボールペンなどを使って「バランス」が取れる位置を探してみてください。バランスが取れる位置が「重心」となります。
*住宅のインテリア風水要素として大切なのは「宅心」と「玄関」がポイントです。
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