・「鋭角的な形状」という要素は、実はとても大切にしておきたいチェックポイントの1つです。
この場合「鋭角的」と考えられるのは・・あくまでも目安ではありますが「80度」よりも角度がきつい(数字が小さい)形状を示していると考えておいていただければと思います。
この「鋭角的な形状」からは、強い「攻撃的なエネルギー」が放出されると考えられています。力の本質からいうと【能動】に分類される力です。
周囲の環境にたいして、「攻撃的なエネルギー」を放出するような働きを持っているのです。
この攻撃的エネルギーが放出される方向は、「鋭角形状」が向いている方向に対して働いています。ゆえに建物の隅が鋭角形状の壁となっているのであれば、その方向に影響が現れているということになります。
まず「お部屋・住宅選び」をする際に気をつけておきたいポイントとしては、対象の物件周囲に「鋭角形状を有した建物が存在しているかどうか・・」また、鋭角形状を持った建物の鋭角方向が「対象物件に向かっていないかどうか」はかならず注視しておきたい要素です。
鋭角形状を持った建物が周囲にあって、その方向が該当物件に対して向かっていると・・そこに住んでいる人々は常に、「攻撃的なエネルギー」にさらされているような状態となり・・「疲弊・衰退」を招く要因となると考えられているのです。
有名な話しとしては、「香港の中国銀行タワー」の話しがあります。
建物計画の際風水的な見地から、「鋭角的な部分を香港上海銀行へ向けて建設した」などという話しがあります。まあ、この話しはあくまでも、都市伝説的な噂の1つと考えられますが「風水」の考えと「建物形状」との関連を示す1つの例といえそうです。
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